了(りょう)

このブログは「思想」をメインに扱います。私の場合は思想と云っても決して高尚なものでなく「対話重視の思想」という程度のものです。😓

かぐや姫④ 対話主義って?

対話って何? グレムリンも月の人たちも対話主義者とは言えないと思うが、あなたも私と同じようにお思いになるのでなかろうか!? 対話するためには絶対に欠かせない条件があると思う‥それは「相手の人格を尊重すること」だと思うがあなたは如何だろう?

かぐや姫は貴族や帝からの求婚を拒む際に相手に気遣いを見せている。だがそれは(テイ)の好い断わり方と受取ることが出来ない訳ではない。「つまり断ったんだろ」と言われても私は否定しないが、断らなければ相手を受入れるか、無視することになる。

この無視するってのは相手の人格を無視するってことだろうな。だからかぐや姫は他者の人格を無視しなかったってことで合ってる。対話主義者のかぐや姫は相手の人格を否定することなく対話しながらやんわりと断ったってことで大人の対応ができていた。

私的には大人の対応を否定しないが、別にストレートに断ったからといって相手の人格を否定したとは受けとめない。問題は月の薬を飲んだ後‥竹取の翁・媼を無視している。月の社会で暮らすには他者の人格を無視しなければならないルールがあるようだ。

地球では人間だけでなく犬も猫も知恵ある生き物はみんな、相手を意識して鳴いたり吠えたり尻尾を振ったりする。心が具わる生き物は相手を意識して行動し、己に無関係な場合に無視して行動する。相手を無視するのは人格が具わらない機械やロボトミー

このように理解すると、グレムリンは対話ができないと分るし、つまり、ただ自分勝手に叫んでいるだけだとも理解できる。月の世界の人もグレムリンもロボットもロボトミーも仲間を知らず、ゆえに家族をつくっても家族に非ず、単に同居者に過ぎない。

 同居してても絆(きずな)を結ぶことはできず、寂しさを紛らすのにいいとか、用事をさせるのに都合がいいとか、偉ぶったり怒鳴りつけたり苛めて憂さ晴らししたりとか、あるいは相手を玩具(おもちゃ)にしたリとか‥じっさいグレムリンがその通りだよね。

新人や後輩や部下や下請けなどの弱者を苛める心理は相手の人格を尊重しないからだけど、そのような月の社会でかぐや姫は人間らしい心を知らぬ間に失くしたのか、当人の意思を無視してロボトミーにされてしまう社会なのか‥いやいや、なんて恐ろしい。