了(りょう)

このブログは「思想」をメインに扱います。私の場合は思想と云っても決して高尚なものでなく「対話重視の思想」という程度のものです。😓

エミール④ 寄りそえば温もり

歴史的に対立軸で捉える習慣が根付いた社会に於いては(ヴォルテールとルソーの)人間関係を対立軸で処理するのが常識的で暴露番組的で下ネタ的で高い関心を引きそうだ。

ともあれヴォルテールの常識にルソーは好ましからぬ人格に映った。私はそれでもルソーが出来る最善の教育・環境を子供に与えたと受けとめたい。これは西研氏も同じか。

やがて孤児院の実態を知り、金持ちの子育ての実態を知ったルソーかも知れず、実態を知れば改善する途も見えてくる。マサに知恵は現場に有りと言われるとおりでしょう。

ルソーの身になればこそ見えるものがあり、見る気がなければ事実は見えないとも思える。結局、対立軸は自分勝手で傲慢な立ち位置・観方かも知れないと思えるが、如何?

ともあれ、対立軸は弱肉強食の掟であり、王権・封建制度の時代にも当然とされているが、民主主義には馴染まない。人(≒ルソー)に寄り添えば必ず感じる温もりでしょう。