了(りょう)

このブログは「思想」をメインに扱います。私の場合は思想と云っても決して高尚なものでなく「対話重視の思想」という程度のものです。😓

由美子って廣野だよね!?⑳ opinion🅑

第四回目の放送に作家オースチンの男性観・女性観が具体的に見えるようです。己を確り持っているとはどういうことかと思った。結局、確りした男性とか確りした女性と云うことでなく、己を持っているかどうか。 即ち大人の条件にも通じそうに私は思った。

自己主張しない謙虚さになんの意味があるものか‥ あなたはそう思わないか? 誤まった主観さえ主張しない所になんの価値が見出されるものか‥あなたもそう思うのでないか? あなたは物分り良さそうなら鵜呑みにするか?偏見が観られなければ盲信するか?

軽薄かも知れない四女五女の長所があなたにも見えるだろう? 四回目の放送ではそういったメッセージを私は廣野由美子氏から受け取った。高慢と偏見は若者に特徴的だが、短所は長所へ転換できる。その転換する能力に於いて若者のパワーは老人の比でない。

Old soldiers never die, but fade away. これは英国の軍歌の一節。軍隊で老兵の姿を見掛けないがその訳を軍歌は教えるようだ。(英国軍の)老兵は死んだのでなく、(目に見えないだけで実は若い兵隊と共に戦っているんだ)‥このように私は読むが、いかが?

老兵は若者となって戦う。若者になる老人はそれで良いとして、若者にならない老人は生れ替わるのみ。高慢も偏見も短所のようだが長所に変換して活かす若者パワーに期待している。ゆえにオースチンは短所を恐れない。無駄に高慢・偏見なのではないぞ。😅

主張するオースチン、主張するリジ―(エリザベス)、主張するダーシー。この主張する3人がドラマのリーダーだ。opinion leaderだ。高慢の何が悪い? 偏見の何が悪い? 救いようがないのは聴く耳を持たない老人だ。当然だが若年の老人も救いようがないぜ。

聴く耳を持たない老人は善い言葉を知らず語らず、知ったふりで踏ん反り返る愚か者。老人に盲従する者は若年にして老いぼれて認知力を家族から失わせる道理。こう導かれてきて、リジ―が、ダーシーがきちんと聴いて & 返していることが分るのでないか?

言葉づかいは少々悪くてもリジ―とダーシーは共に言葉のやり取りが出来ている。いやいや、私は廣野由美子氏の解説しか知らないから原文はどうなっているかまでの保証は致しかねるが、優れた作家なら私の想像を裏切ることはマズ有り得ないと思っている。

それで廣野由美子氏には心からのお礼をここで述べておきます。愉しい講義をまことに有難うございました。🍓 拝。

了。